ブリヂストンオープン 2006

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手嶋多一が大会最多アンダーで今季2勝目

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プレー中は常に、憎らしいほどポーカーフェイス。「・・・でも内心はすごくビビってる。こう見えて、実は細かいことにこだわるし。意外と神経質なんです」。
だから2日目に2つのチップインイーグル、3日目には2度のチップインを含むコースレコードタイの63。2日連続の大量アンダーにかえって不安になった。

「すでに出し切って、最終日までツキが残っていないのではないか・・・」。

ムービングデーの3日目に、神がかり的にスコアを縮めた選手が、最終日でも伸ばせる確率は低い。
伸び悩む間に、思わぬ選手に追い抜かれてしまう可能性のほうが高い。
スタート前の4打差も、何の気休めにもならなかった。

嫌な予感を打ち消すために、前夜の夕食は2日目と同じ場所。宿泊先の中華料理店にした。
朝、きゅうきょ福岡の自宅から駆けつけた妻・直子さんと一緒に選んだ勝負服は目も覚めるような鮮やかなイエロー。
今年8月のアンダーアーマーKBCオーガスタで着たのと同じ色。

大差で最終日を迎えたが故のプレッシャーに、「何かにすがる思いで・・・(笑)。意外と、ゲンを担ぐタイプなんです」。

10番のバーディで、5打差つけてもまだ満足はできなかった。
「バーディ、ボギーで簡単に差は縮まる。ボギーは絶対に打たないでいよう」と、改めて気合を入れなおした矢先、11番のスコアボードで「下から来ている選手はいない」と、分かって少し安堵した。

「争っているのは真板さんと、井戸木さんと僕だけだ」。
目の前の相手との勝負に集中し、15番でバーディを奪っていよいよ通算22アンダーは、2位と6打差。

大会最多アンダー記録に到達してようやく、勝ちを確信できたのだ。





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