コカ・コーラ東海クラシック 2004

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大会記事

今井克宗「こんなの、俺にはいつものこと」 9番のチップインバーディで悪い流れを断ち切った

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  • 9番パー4で、グリーン奥からのアプローチをチップインバーディ!!
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  • キャディの小田さんと喜びのハイタッチ「9番のチップインで悪い流れをストップできた」(今井)
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  • 「細川さんはマグロで言えばトロ。とにかく全力でぶつかるしかなかった」(今井)

最終日は、細川和彦と1打差の接戦。昨年、初優勝をあげたばかりの今井に対し、相手はすでにツアー7勝の実力者だ。
「細川さんが、まぐろのトロなら俺はツナ」。
下手な策略など通用しない。「とにかく、全力でぶつかるしかない」。
無我夢中で戦った。

しかし、それにしても気合を入れすぎたせいだろうか。
この日はどういうわけか、いつもよりアイアンショットが飛びすぎていた。

2番パー5は、残り100ヤードの打ち上げの第2打が15ヤードもキャリーオーバー。なんとかコントロールしようとするが、うまくいかない。
度重なるピンチを救ってくれたのが、得意のアプローチだ。

「俺はこれまで、サンドウェッジで稼いできた男なんです」と、笑う。
本人いわく、普段のラウンドでも「18ホール中、15ホールはグリーンを外す」。当然、試合でアプローチを打つ回数が多くなる。
はからずも、他人より実践を多く積んできたことで、どんなピンチにも「ビビることがなくなった」という。

9番では、残り140ヤードの第2打が25ヤードもオーバーしてグリーン奥。いっせいに球をよけて散らばったギャラリーの姿を確認して、サンドウェッジを抜いた。

「こんなの、俺にはいつものこと」。

落ち着き払って打ったアプローチは、小さくバウンドしてカップに吸い込まれていった。
ピンチが一転、勝利への序章に。
「あれが大きかった。悪い流れをストップすることができた」と、振り返る。

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