アジア・ジャパン沖縄オープン 2003

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悩みも改善されて、良い気分!

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シード2年目を決めた近藤智弘が、単独2位発進

これまで、ショットやパットで、ほとんど悩んだことがない。
「全部、独学。誰かに、アドバイスを求めたこともなかった」という近藤が、パッティングの迷路にはまり込んだのは、もう、シーズンも終わろうかという11月だった。
右へ押し出したり、左に引っ掛けたり。ことごとく、思ったラインから、外れていく。
自分では、真っ直ぐ打っているつもりなのに、球は思わぬ方向へ、転がっていく。
今年2年連続のシード入りを決め、ランキングも、年々、上昇。
しかし、いまひとつ、パッとした成績が上げられなかったのは、「アプローチとパター、詰めの甘さが原因」と、以前から痛感していたものの、今回の不調は「自分史上、最大級レベル」というほどドン底の状態だった。

不調を訴えるようになってからは、ホールアウト後、2時間も3時間も、練習場グリーンから離れない。
ショットの不安はなかったから、そのかわりパッティング練習に、倍以上の時間をさいた。
他の選手を観察したり、いろんな人からアドバイスを求めたりしてたどり着いたスタイルは、「内藤コーチと、谷口さんと、矢野東のいいとこ取り」。

プロコーチの内藤雄士さんからは、「もっと、ハンドファーストに構えてみれば」とのアドバイスを取り入れた。
同期で、学生時代からパット巧者と認める矢野には、「ストロークがインサイドになっている」と指摘を受け、その点を修正した。
谷口徹ほか、久保谷健一らからは、スタンスの取り方を盗んだ。ほとんど、足を揃えて立つ彼らのアドレスの真似をして
「おかげで、ストロークに軸ができて、かなり良いフィーリングになってきた」と、悩みが晴れつつあった矢先、2日がかりで積み上げた好スコアだった。

前日、16番でティショットを打った時点で、サスペンデッドになった第1ラウンド。8時28分から再開した、残り75ヤードの第2打は、サンドウェッジで1メートルにつけバーディ。
次の17番パー3も、6アイアンで手前4メートルのバーディチャンスも決めて、前日14、15番で奪っていたバーディとあわせて4連続。
キレのあるアイアンショットと、復調傾向のパッティングが、うまく噛み合った。
「ラッキーも少しあったかもしれないけれど、パッティングも改善されてのこの6アンダーは、とっても気分がいい!」

初優勝のチャンスだが、「今の僕には、結果より、少しずつでも課題をクリアして、納得のいくラウンドを増やすことのほうが大事だから」と、浮つかず、残り2ラウンドも、目下課題の「グリーン上」に、全神経を注ぐつもりだ。

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