ダイヤモンドカップトーナメント 2003

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『大嫌い!』 鬼門ホールで唯一の大たたき、2勝目を狙う星野英正は2位タイ

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4バーディ、1イーグルと絶好調で迎えた後半の5番で、星野が切れた。
460ヤードと距離もたっぷりとある難関のパー4。ティショットを左に打ち込んで、第2打はフェアウェーに出すだけが精一杯だった。さらにそこからの第3打は、「風の読み間違い」で、グリーンをショート。寄せきれず、4オン2パットのダブルボギーは、あとの残り4ホールで「パッティングが常に打ち切れない」などの諸症状を残すほど、致命的だった。
ホールアウト後のインタビューでも憮然とした表情で、「今も引きずったままですよ」。実は星野にとってこの5番は鬼門のホールだ。「大洗ゴルフ倶楽部、と聞いただけで、このホールを思い出すほど大嫌い」と打ち明ける。
かつては、ダブルボギーも打ったことがある。また、大洗で開催されたトーナメントは、「かつて予選を通った記憶もないくらい」苦手コースのひとつでもある。
この日初日も警戒を強めたにもかかわらず、やはり、唯一5番で打ってしまった。「もう、なんでか自分でもよくわかんないけど、とにかくこのホールはヤダ!」。普段はクールな話し方をする星野。だが、5番のプレーを振り返るときばかりは珍しく、だだっ子のような口調になっていた。
4月の中日クラウンズで涙の初優勝。選手間では「実は、次の2勝目のほうがもっと難しい」というのが通説だが、「僕にとってはやはり、1勝目のほうが大変だった」と星野は言う。
「それを達成できたのだから、次の2勝目は多分、すぐ」自信に満ちた表情は、52個ものタイトルを奪ったアマチュア時代とダブって見える。
「大嫌い」としながらも、その苦手コースで初日の好発進にはさらに自信も深まっていく。
そんな星野の行く手を唯一、阻みそうな5番ホールは、「明日からは、『もう、ボギーでいいや』という気持ちでプレーする」。インタビューの最後には、ようやく頭もクールダウンし、翌日以降の作戦も定まった。
写真=ホールアウト後はひとまず5番ホールでの怒りを抑えて、ファンの方とのチャリティフォトサービスに応じる星野。「ナイスプレー」の声に「ありがとうございます!」

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