日本オープンゴルフ選手権競技 2002

大会記事

「この大会に勝ってこそ、真のトッププレーヤー。これに勝たずして、“トップ”と名乗るべからず!」下関GCで開催の91年大会チャンピオン、中嶋常幸

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  • 専属トレーナーの石渡俊彦さん(左)を連れて、下見ラウンド。

11年ぶりに、思い出の地に帰ってきた中嶋。「どこからともなく聞こえてくる波の音…。やっぱりこのコース、大好きだねえ。ほとんど変ってないよ、あのときと」
ここ、下関GCで行われた91年大会で、2年連続4度目のV。
まさに、激闘だった。1打差4位からスタートした最終日、5番で首位に立ったものの、7番で右林に打ち込んで「8」。それでも、最終ホールでバーディを奪い、須貝昇とのプレーオフ。その1ホール目に、須貝がボギーとし、勝利をもぎ取ったのだ。
「今日まわった限りでは、攻め方も持つ番手も、あのころとほとんど一緒だった。今回もね、かなり手ごたえは、あるんだよ。…いや、むしろあのころより気持ちは、落ち着いているといえるかもしれないね」
今年5月には、7年ぶりの復活Vで長いスランプを抜け、ますます、円熟味を増したトミーが、再びこの地で、日本一の称号を狙っている。
「この大会に勝ってこそ、真のトッププレーヤーといえる。これに勝たずして、“トップ”と名乗るべからず!…だよ(笑)。僕はいつも、その意気込みで戦っているからね」。
それに、20日の最終日は、自身48回目の誕生日だ。
「記念日の.…。く~っ! ぜひ、やってみたいものだね。48歳、どこまでも現役でいくよ!」
5度目の栄冠にむけ、気力は満ちている。

「今年は、それほどラフは長くないけれど、小さく速いグリーンに目のきつい高麗芝で、グリーン上がカギを握る、十二分に難しいセッティングだ。特に、上からのくだりの順目は、さらにサイドから芝目がかかってくると、まさにブーメラン状態。打った瞬間に芝目に影響されてラインが変わり、2メートル以上カップをオーバーしてしまう危険性もある。 そうなれば、4パットも覚悟しておかないと、いけないだろうね」(中嶋)

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