つるやオープン 2001

大会記事

▼ 最終日、トピックス 「あんた、何しよるんね!」

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5打差をひっくり返された河村雅之は、表彰式で田中にまくしたてた


 ベストスコア賞(2日目)授与のため、田中とともに、18番の表彰式壇上にあがった河村は、チャンピオンにまくしたてた。


 「あんた何しよるんね。あんたが最初にOB打つけえねえ、わしゃ、もう今日はあんたはない思たんよ。うちの組だけ見とったら、みんなモタモタしとるけえねえ、我慢しとったらわしにもチャンスあるのお、思っとったら・・・。途中でわしが、『1打負けとるよ』って聞いて、『誰?』と思うたらあんたじゃあねえ・・・ほんま、あんた何しよるんね! 」


 ひとまず笑顔で賞を受け取ったものの、クラブハウスに引き上げてきた河村の表情は、一転、蒼白。5打差をひっくり返された悔しさを話した。


 「今日はちょっと硬くなってしまいました。
 パッティングが最悪。なかなかバーディが出せなかった。ラインと距離感がつかめなかった。ミスパットはそんなになかったんですけど、ラインの読み違いが多かった。
 スタートで上位の顔ぶれを見て、来るとしたら秀道かな、とは思ったけど、でも1番でOBを打っていたから、ムリだろうと思ったんです。それで、同組の最終組だけ意識してやってたんですけど、いつのまにか・・・びっくりしました・・・。
 15番でイーグルが取れれば、まだチャンスかな、と思ったけど、セカンドを失敗したので・・・。イーグルパットも、自分では良いパットしたんですけど、さすがに距離が長すぎた。
 守ろうとは思ってないんですけど、チャンスのときにことごとく入らず、ピンチでもことごとく入らず、どうすればいいのかわからなくなってしまった。気持ちは『攻めるぞ』って思ってやってるんだけど、良くなるきっかけがつかめなくて、結局、そのまま終わってしまった。あっという間でしたね。ふう(ためいき)・・・悔しいですね」


※ 4歳違いの河村と田中は、ともに広島県出身。
 田中がまだ高校生だったとき、すでに地元では、河村の活躍が話題となっていた。
 『飛距離は、日本ツアーで5本の指に入る』との噂も飛び交い、そんな河村を田中は、「雲の上の人だった」と振り返る。


 「僕がプロになるまで、河村さん接点はなく、“いったいどんな人なんだろう”ってずっとあこがれていた。(同郷の)倉本さんとともに、当時の僕にとっては、ヒーローでしたね」(田中の談話より)

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