ゴルフ日本シリーズJTカップ 2001

大会記事

獲得賞金史上最多の2億1793万4583円

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ジャンボも超えた、賞金王・伊沢利光

 首位でホールアウトした宮本と、2打差の4位で迎えた、18番パー3。1打差2位タイには、すでにホールアウトしていた中嶋、同じ組の深堀の2人。
 伊沢は、指折り数えて計算した。
 「ここは、ホールインワンでもしなければ無理かなあ、と・・・」
 94年、師匠のジャンボがマークした、史上最多賞金2億1546万8000円を上回るための条件は、2人以内の2位タイだ、と伊沢は読んだのだ。



 「ジャンボさんを抜きたい」一心で、打ったティショットは、「高さも、方向も、フェードの曲がり具合も、イメージどおり」の最高の当たり。「打った瞬間、ピン方向だ感じた」ショットは、ピン手前2メートルもないバーディチャンス。
 先に打った深堀がパーパットを外した。
 伊沢が入れれば、中嶋と2人で分け合う2位が決定する、というシーンで、伊沢は「入れれば優勝っていうぐらいの、プレッシャーでした」と苦笑した。
 そのパットを沈めた瞬間、喜びと安堵と吐き出した。
 この1打で、ジャンボを246万6583円上回って、記録更新。
 「こういう状況は、ギャラリーの方々は、ほとんど分かってなかったでしょうけれど、僕には、ジャンボさんの記録が常に頭にありましたから」
 万感の思いを胸に秘めつつ、賞金王・伊沢は、満員の観衆に手を振った。

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