キリンオープン 1999

大会記事

優勝は崔京周

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  • チョイ、最終18番、執念でねじ込んだパーパット
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  • 18番でチョイがパーパットをねじ込んだ瞬間のシン

2位に3打差で、最終日をスタートしたチョイキョンジュは、「出だしは守りのゴルフに徹しようとした」という。
だが、バックナインの14番。
474ヤードと距離の長いミドルホールをボギー。
さらに、チョイの前組で回るインドのジーブ・ミルカ・シンが 15番でバーディを奪ってチョイに 1打差まで詰めったとき、作戦変更を余儀なくされた。
「攻撃的に行かなくては」(チョイ)。
そう思った瞬間に、それまで安定していたチョイのゴルフに微妙な変化が起きた。
「気持ちを切り替えた途端に、スイングのテンポが速くなりました。
コントロールできなくなってしまったんです」(チョイ)
追いつかれた動揺は、初日22パット、2日目25パット、最終日は28パットの得意のパッティングには大きく影響を与えなかったものの、それはショットに如実にあらわれた。
17番ショートホールでは第1打でグリーンを捕らえられずにボギー。
ここで2位のシンと並ばれる。
18番でチョイがパーパットをねじ込んだ瞬間のシン 最終18番も、第2打が乗らず左のサブグリーンへ。
これも、寄せきれずピンまで2メートルほど残してしまった。
はずせば、逆転負けという場面。
「これをはずせば、これまで自分がやってきたことすべて無駄になる」(チョイ)。
気持ちを込めて打ったボールは、カップに沈んだ。
勝負はプレーオフにもつれこみ、その1ホール目(18番)をボギーとしたシンに対し、チョイはきっちりパーセーブで対抗し、日本ツアー初勝利を飾った。

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