最終日のリーダーボードは、無観客試合がもったいないくらいに目まぐるしく動いた。特に、もつれにもつれた後半、「上りの4ホールは胃が痛くなるほど緊張した」。 だが、最後の逆転チャンスがかかった18番。勝負を決する香妻のイーグルパットは「緊張しないぐらいの近さ」。 230ヤードから、5Iで打った2打目が2段グリーンを駆け上がって入りかけ。スーパーショットで、ピンそば20センチをタップイン。通算8 ...
今年は祝福される立場も、一番望んでいた結果ではなかった。日体大2年の中島啓太さんはツアー史上5人目、大会は2年連続3人目のアマVを2差で逃して「昨日はたくさんの方に、応援のメッセージをいただいていたので。期待に応えられず ...
「三井住友VISA太平洋マスターズ」は11月12日~15日に、太平洋クラブ御殿場コースで開催。ディフェンディングチャンピオンの金谷拓実がプロ転向初の優勝を狙う。 ...
3日目の最終組は、どちらも譲らぬイーグル締め。 木下稜介が、先にピン左15メートルをねじ込んだ。 飛ばし屋のチャン・キムは、パー5でピンそばのチャンスを余裕のタップイン。 揃って通算7アンダーで、互いに首位を譲らず最終日に再び、共に最終組へ。 「グッドラック」と、労いあった。 「前半、パットが入らず苦しんだので、最後の最後に入ってよかった」と木下。 破格の飛ばし屋相手に、この日 ...
夢見心地で2Rを終えた。木下稜介が、1イーグル、5バーディの「63」。「完璧なプレーができて、幸せな気分です」。 非の打ちどころがないスコアカードにニンマリした。 もうひとつ獲ったら改造後、パー70でのコース新だった。 「(後半の)8番もワンピンでした」。1差で取り損ねてちょっぴり無念。 数ある中でも「一番の手応え」は、後半3番のパー5。 「ティショットもセカンドも、パットも良く ...
今季初の快挙を記録したのは52歳のベテランだった。谷口徹が、178ヤードの7番パー3で6番アイアンを使ってホールインワン。2020年の第一号となった。 ...
コロナ禍の今季デビューした新人は、プロとしてプレーする初の御殿場。ツアー2戦目の勝俣陵(かつまたりょう)は「まったく自分のゴルフはできませんでしたが、スコアになってよかった」と初日を「69」でまとめた。 18年大会では、この日同組で回った日大のひとつ先輩、阿久津未来也(あくつみきや)のキャディをつとめた。前年にプロ宣言したばかりの勝俣の”実地研修”。 「あの時の舞台に今度は自分もプロとして ...
馴染みのコースだからこそ、いつものようにできない。「前半は、地に足がついていない感じ。球が右に行っていた」と、小斉平優和(こさいひらゆうわ)は、しのぐので精いっぱい。 ...