今年、最初のトーナメントを制したのは、ニュージーランド出身の35歳。今年3年目の日本ツアーは、「絶対に、勝ちたいと思って戻ってきたけれど。まさかこんなに早く勝てるとは!!」。 3打差の4位タイから出た最終日は、逆転V。大混戦の前半も虎視眈々と、いよいよサンデーバックナインは2度の連続バーディで勝負に出た。 「12番でバーディを取って、その気になった」。単独首位に踊り出ると17番は、この日6 ...
17番でグリーンの手前から、ユーティリティアイアンで1メートルに寄せて、3連続バーディを奪って首位とは1打差。迎えた最後の18番は、フェアウェイのど真ん中から右手前7メートルに乗せた。 ...
昨年のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に続く年またぎの連勝には、「あと一歩でしたね」とそこは残念だった。昨年大会の優作の再現・・・とはいかなかったが、「今年も頑張るぞ、って」。早速そんな気持ちになれそうな好発 ...
前日3日目を終えた時点で、「俺の今シーズンはもう終わった」。開幕戦から早々に白旗は、「パットが全然入らない」。昨日はわずか80センチを外した。昨年から、持病の手首痛もほぼ完治したのを契機に、「これからはもっとスケールの大 ...
今年もさっそく春から、存在感を示した59歳。室田が最終日に66をマークして、12位タイで2015年の幕を開けた。この日奪った8バーディは、愛するゴルフファンのため。「見に来てくれた人たちに、楽しんでもらいたいんだ。だから ...
ニュージーランドのマイケル・ヘンドリーが、日本ツアー初優勝を飾ったその同じ会場で、東建ホームメイトカップキッズイベント第15回桑名スナッグゴルフ大会が開催され、市内の小学生40人が参加した。 ...
日本ツアーは4年目の33歳が、65で回って2位と2打差の単独首位に躍り出た。韓国のリューは、2012年に愛知県の三好カントリー倶楽部で行われたコカ・コーラ東海クラシック(現・トップ杯東海クラシック)で、異例の無観客試合を制してツアー初優勝を飾った選手。 台風の襲来で、やむをえない処置もあの片山晋呉とのプレーオフを制した勇姿も、お客さんに披露出来なかったことだけは、今でも心残りだ。 それ ...
せっかくの開幕戦も“出社拒否”寸前だった選手が、優勝争い加わった。9位タイで決勝ラウンドに進んだ前日の2日目には、「明日、アンダーパーが出れば本物」と話していた。 ...
いよいよ最終日につながる大きな1打。最後の18番は、ティショットを右のバンカー。「あごが高くて、グリーンを狙うのは、厳しい」。左サイドのバンカーを狙った。 ...
2015年のジャパンゴルフツアー開幕戦も、週末の決勝ラウンドを迎えてベテランが、じわじわと戦闘モードを上げてきた。谷口が、弟子を蹴散らす65。 ...
プロ17年目、日本ツアーは11年目。42歳のベテランにはもはや、2015年の開幕戦にも気負いはない。この日2日目の強い風にも、「朝は雨も降ってて寒かったぁ~」と、どこかノホホンと「でも、風が吹くと集中出来る」と、技と経験を駆使してうまくスコアをまとめてきた。 予選ラウンドが終わって、単独首位と絶好の位置にも目下、気にかかるのは体のことで、「40を過ぎたらとにかくケアが大事」と、しつこいくらい ...
美人キャディとの二人三脚も足並み軽く。プロ9年目の片岡が、強い風の中で69で回って順位を上げてきた。後半の7番では、バンカーから迷いながら打ってボギーを打った。すぐにかたわらから、力強い声がする。「風の中のラウンドで迷い ...
昨季の賞金ランク75位は、いわゆる“第二シード”の枠ながら、出場わずか7試合で“初シード入り”を果たした20歳は、初出場の今大会に「開幕からこうして出させていただいたのは、光栄なこと」と、ぺこりと律儀に頭を下げた。 ...
身長188センチ。体重105キロの体躯が、開幕戦でひときわ目立つ。C・キムことチャン・キムは昨季のファイナルQTランク1位の資格で、今季日本ツアー初参戦の25歳。 ...
昨季の賞金ランクは57位で、3年ぶりのシード復帰を果たした2015年の開幕戦は、いきなりのスタートダッシュだ。2番から4連続バーディで、スコアボードを駆け上がっても、浮かれない。「このくらいで満足している場合じゃない」と、6番では風向きを意識しすぎて右の池ポチャも“OKボギー”で踏みとどまって、このオフの“初合宿”の成果を示した。 ホールアウトするなり、どや顔の大ベテランに言われた。 「俺 ...
プロ20年目の42歳とて、「いくつになっても甘えん坊じゃないけれど。開幕戦は、何年たっても緊張するもの」。どの選手にとっても心が震えるこの瞬間。2015年の開幕戦の初日の第1打は、ツアー10勝の実力を持ってしても、出だし ...
昨季の賞金ランクは56位で初シード入りを果たした32歳には、まさに緊張の開幕戦。スタートの1番で、フェアウェイのど真ん中から、右のバンカーに打ち込んでボギー発進。続く2番もまたボギーで、顔面蒼白。 ...
開幕戦初日のリーダーボードから、一度は消えたベテランが、やにわに盛り返してきた。上がりの2ホールで、一気に3つ縮めてボンバー鈴木。17番のパー5は、ピンまで228ヤードの2打目も、「20年くらい前なら、3番アイアン」と苦 ...
ホールアウトするなり、大きなため息。「あ~、疲れた!」。ツアー通算32勝の永久シード選手も来月18日に、59歳。今年も開幕戦からレギュラーツアーに乗り込んで来たが、「まさか、3アンダーで上がれるとは思わず」。 ...
早朝の豪雨が、うそのように上がった。会場の東建多度カントリークラブ・名古屋に、ひととき神聖な空気が流れた。 恒例の鏡開きは今年、おごそかな神楽の音色で幕を開けた。 上げ馬神事(あげうましんじ)でも有名な、コース近くの多度大社は、地元の方々の崇敬を集める古式ゆかしい神社である。古くは相撲や馬くらべなどの勝負事で、右方の勝者を祝して奉納されたという「納曽利(なそり)」の舞。2015年のジャパンゴル ...
背中に刺さる、ライバルたちの視線が痛い?! 誰もかれもが口にする。15日水曜日は、開幕前日のプロアマ戦。スタートはそのトップを飾った昨年覇者の宮里優作も、その次の組は大会2勝を誇る高山忠洋も、声を揃えたのが「ストップ・ザ ...
午前中のハーフで、弟弟子の宮本勝昌と、上井邦裕との練習ラウンドを切り上げると、練習場へ。時折、激しく降る雨も、強風にもかまわず居座った。冷たいしずくが肩を濡らす。黙々と球を打ちながら時々、顔をしかめて背中をそらす。 ...
交通の利便を考えて、今は関西在住だが、三重県の四日市市出身の川村昌弘。2013年の「アジアパシフィック パナソニックオープン」でのツアー初優勝を足がかりに、世界に飛び出し、日本の開幕戦は実に2年ぶりだから、今週は本当に久 ...
そして、いよいよ15日水曜日は、恒例の鏡開きでファンのみなさまとご一緒に、今年の開幕をお祝いしたいと思います。10時より、東建多度カントリークラブ・名古屋のクラブハウス前のパッティンググリーンで、選手会長の池田勇太と、日 ...
選手会長の威勢のよい一声で、始まった。「さあ、僕らも待ちに待った開幕です!」。ファンのみなさまにも、大変長らくお待たせしました! 16日木曜日に、いよいよ三重県桑名市の東建多度カントリークラブ・名古屋で始まるジャパンゴル ...