「なんだか、今はまだ信じられない。本当に、僕が勝ったんですか…? もちろん、優勝したい気持ちはあったけど、今日はまさかないだろう、と思いながらやっていたので…。こうして、カップを掲げているなんて、嘘みたいな気がします。 最後のホールも、もっとかっこよく決めたかったんですが、あのバーディパットは、最後まで大きな声で応援してくださった北海道のギャラリーの皆さんにはごめんなさい、ですね(笑)。 ...
「今日はこれまでとは違う風が吹いていて全然、読めなかった。1番で暫定球を打つようなティショットでダボにして、続く2番でもボギー。『最悪の出だしだな…』と、沈滞ムードで出ていったんだ。でも、5番で、1メートルにつけて良いバーディが取れたのをきっかけに、急にイケイケムードに変わった。『こんなに風が強くて難しいコンディションなんだから、余計なボギーを打たないように気をつけながら、あと2つくらい取ってパ ...
この日2日目は、石狩川からの強風に加え、雨交じりの悪コンディション。 スコアが伸び悩む中、合田洋が69をマークした。 今週、会場入りしてからずっと観察していたという友利勝良のショットを、ラウンド中にもイメージし、「俺は友利勝良なんだ!」と言い聞かせながらのプレー。 “風に強い”とされる友利のスィングをヒントに「無理をせず、丁寧に」スコアを重ね、「覚えていないくらい久しぶり」という、 ...
旗竿が、激しくしなる。 各ホールに配された池の水面が、激しく揺れる。 バンカーショットの選手たちは、砂をまともにかぶって、思わずしゃがみこんだ。 最大瞬間風速は10メートル以上。 上がってきた選手たちは、口々に悲鳴をあげる。 3アンダー、首位タイの久保谷健一は、「アゲンストのホールでは、いつもと番手が3つ以上は違ったよ」と話す。 「逆にフォローなら、2番手くらいは違っ ...
「自分としては、いろいろ取り組んできて、今週を迎えるわけだけれど、先週まで、気温35℃以上の場所で練習してきたのに、今週は25℃とか、一挙に10℃以上も気温が下がった中でのゴルフ…まったく同じクラブを振っているのに、気温差でクラブがかなり軽く感じられてね。自分は、ある程度の重さを感じながらスイングしないと、リズムやタイミングなどの分野に支障をきたすんだよ。今週は、そのへんをどう取り組んでいくかが ...
「このコースは、風が非常に強くて難しいようですけど、今日のプロアマ戦では、僕自身、とてもショットの調子が良くて、それもあまり気にならなかったんです。 ...
先週の日曜日に家に帰ってから久しぶりに家族集まって祝賀パーティをしたり、家にお祝いの電報や花がいっぱい来て母が嬉しい悲鳴をあげたり…そういう出来事があって、ようやく『ああ、俺、本当に勝っちゃったんだ…』という実感が沸い ...