今を時めくジャンボ尾崎と同期のプロ入りだから、もうプロ生活16年になる。しかも今年は夏に46歳になる。そんな小林が昨シーズン27試合を戦い、ミズノ2位、テーラーメイド、ブリヂストン阿蘇の3位など、前半戦でいい結果を出したこともあって、秋以降は棄権やら予選落ちが続いたものの、87年から3シーズン続いたシード落ちだが、ようやく返り咲きを果たした。この年代でのシード復活は、84年大京オープンに勝って復活した石井裕士(当時43歳)以来ではなかろうか。この小林は、日大荏原高時代は野球の選手。甲子園を目指したが東京都予選の決勝進出が最高の成績、卒業後は魚市場の仲買人、陸送トラックの運転手などの職を経験したあと、21歳で神奈川のゴルフ場の管理課の職員になったのが、プロを目指すきっかけになったという苦労人。22歳からゴルフの練習を始め、26歳でプロテストに合格したのだから、やはりスポーツ神経は並ではなかった。プロ8年目の77年ブリヂストンに優勝、翌年ロサンゼルスオープンに出場。この経験が生かされ、この年の日本プロで中島常幸をプレーオフで下し初の公式タイトル獲得。以来昨年まで8勝しているが、ツアー競技は3勝だけ。キャリアの割りに勝ち星が少ないのはプロ入り当初から手首の腱鞘炎が持病のようになっていて、それが災いしたためである。地味だがステディなゴルフが身上。<1989>
選手名 | 小林 富士夫 (コバヤシ フジオ) |
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所属先 | (株)三和精工 |
生年月日 | 1944年07月15日 |
出身地 | 神奈川県 |
身長 | 174cm |
体重 | 73kg |
血液型 | A型 |
出身校 | 日体荏原高等学校 |
趣味 | |
ゴルフ歴 | 22歳~ |
スポーツ歴 | |
得意クラブ | |
愛車 | |
アマチュア時代の戦歴 | |
ツアープレーヤー転向 | ----年--月--日 |
ツアーデビュー戦 | ----年--月--日 |
QT受験回数 | - |
師弟関係 | |
ホームページ | - |