かつてはランキングがトップ10の常連だった。80年には前年のランク2位により『マスターズ』にも招かれるほどの実力者である。大阪・茨木市出身で、小学時代から近くのゴルフ場を遊び場にして育ち、68年秋、17歳でプロテストに合格した。杉原輝雄門下の俊英として国内ツアーやアジアサーキットなどで活躍する姿は、まさに日本のツアーの中核を担うプレーヤーだった。 その中村が80年代中盤からどういうわけか1年ごとにランキングが上下するようになった。技術的にはグリーン回りのショートゲームに自信を失ったり、さらには体調面での好不調という事も手伝って、シード権を失うほどではないものの94年ツアーではシーズン途中に左手のケンショウ炎が悪化。4ヶ月も戦列を離脱し、ランキングも85位まで落ちて21年間続いた賞金シードを失ってしまった。もっとも“3億円シード”で95年は33試合に出場でき、『大京オープン』の2位なのでランキングは41位まで上昇、賞金シード復活を成功させた。そのしぶとさから“日本ツアーで、1勝もしなくとも賞金王を取る可能性があるのは中村くらい”と評された。事実81年には1勝もしないでランキング4位に入ったこともあるほどだ。<1998>
選手名 | 中村 通 (ナカムラ トオル) |
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所属先 | フリー |
生年月日 | 1950年10月31日 |
出身地 | 大阪府 |
身長 | 168cm |
体重 | 63kg |
血液型 | A型 |
出身校 | 茨木市立豊川中学 |
趣味 | |
ゴルフ歴 | 11歳~ |
スポーツ歴 | |
得意クラブ | |
愛車 | |
アマチュア時代の戦歴 | |
ツアープレーヤー転向 | 1968年10月31日 |
ツアーデビュー戦 | ----年--月--日 |
QT受験回数 | 0回 |
師弟関係 | 師匠:今田 慶之助 |
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