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ジャパンゴルフツアー表彰式を開催(12月3日)

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これからはますますこんな機会が増えるだろう。2018年度の賞金王の座についた周吾。先週はシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を戦い終えたばかりの興奮も冷めやらぬまま、12月3日月曜日は都内の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で行われた「ジャパンゴルフツアー表彰式」は、今年の各部門別ランキングで1位に輝いた選手たちを表彰するとともに、ツアーを支えてくださったファン、関係者のみなさまをお招きして、選手みんなで感謝の気持ちを表す大事な社交場。

華やかな受賞式の最後は、賞金王がスピーチするのが恒例だ。賞金ランキング賞のほかに、最優秀選手賞と平均ストローク、平均パット、バーディ率に加えて、ゴルフ記者賞の6冠を受けた今平。
アルマーニのスーツでびしっと決めた今年のキングがいよいよマイクを握ると、ほかの部門別を獲った池田や小平、星野ら受賞者みんなの顔が、ニヤけていたのは気のせいか。

先輩プロや仲間たちの心配をよそに、いつになく滑らかに第一声を切り出した。
今年は残念ながら受賞はなかったが、そのあとの式の締めのあいさつのために、舞台の袖に控えていた選手会長は「珍しい…」と、思った。
「周吾がすらすらしゃべっている!!」。
これはどうしたことかとそっと衝立の間から、ステージを覗き見た石川。
納得した。
周吾は、錚々たるスポンサーのみなさんの視線が集まるひな壇の一番上で、A4サイズの“カンペ”を堂々と広げ、それを忠実に読み上げていたのであった……。

「自分で用意してきた」という。
「でないと、何を言っているのかわからなくなってしまうので…」と、申し訳なさそうに「あんまりうまく話せない僕の言葉を代弁してくださるみなさんには本当に感謝したい」と、そこはしっかり感謝の言葉で、こんなハレの日さえ、やっぱり周吾は周吾なのであった。

前日日曜日の今季最後の日は満員のギャラリーから祝福を浴びながらも、フィアンセの菜々恵さんには「全然、実感がわかない」と、戸惑っていたそうだ。
しかしその日はそのあと菜々恵さんとささやかな祝宴で、おいしいお肉と菜々恵さんが、サプライズで用意してくれた「賞金王おめでとう」のメッセージ入りのケーキを食べて、一夜が明ければさすがに「昨日より、うれしい気持ちがわいてきました」と、やっと喜びを噛みしめた。
この日更新の世界ランキングは55位に浮上して、トップ50も見えてきた。
来季、目標のマスターズの出場権を得るためにはなんとしても年末に50位に入るか、または来年4月の開催ぎりぎりまで、切符獲りに賭けるか。

ひとまず今月13日開幕のアジアンツアー「インドネシアマスターズ」には出場の申し込みをしようと思っている。「そこでトップ3に入ればもしかしたら年内に…。でも選手層が厚いので、ちょっと難しいかな?」。
思案顔の周吾。
これからは、ちょっと苦手な面前でのスピーチ以上に増えそうなのが、海外での出場機会。
「出られる試合には積極的に出て、結果を残していきたい」と秘めた闘志をひらめかす。
「来年は、2年連続の賞金王も狙いたい」と、初の王座もすっかり味を占めた。
表彰式が終わってから場所を変え、大宴会場でJGTO会長の青木功と、選手会長の石川とそろって臨んだ記者会見。
再来年はいよいよ、東京五輪も控える。
ゴルフの開催地は今平と、石川の地元でもある埼玉県の霞ケ関。
「家からも本当に近いので、目標にしたい」と言ったひとつ年下の賞金王に、石川もならった。
「周吾が権利を獲ったとしたら、その次は僕が代表に入れますように。あと1年。チャンスはまだまだ」。
2年後にむけて、若い2人の夢がふくらむ年の瀬だ。

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