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日本オープンゴルフ選手権競技 2021

大逆転V2へ「寂しい思いをさせたから」小平智は愛妻の応援も励み

簡単には渡さない©JGTOimages
2015年の本大会など日本ツアーは7勝、米ツアー1勝のプライドをかけて、5打差の逆転を狙う。

小平智が通算13アンダーの単独2位から南アのノリスを猛追する。

メジャー2勝のグレッグ・ノーマンが改修を手がけたアウトコースの「琵琶湖」は高低差の激しい221ヤードの2番パー3など、特に序盤で難ホールが続く。

1差の3位タイから出たこの日は、スタートからパーを続けて危なげなくホールを進んでいたつもりが、8番のティショットでラフにつかまりボギーが先行。

「それで、吹っ切れた。やるしかない」と、スイッチが入った。
「気持ちを切り替えて、攻めないといけない」と、そこから3連続バーディを成功させた。

終盤の16番、左ドッグレッグのパー5は「意識してバーディ狙い。アメリカでは、僕の場合はロングしかチャンスがない。日本でも意識してやっているところ」と果敢に、残り200ヤードから左の林を避けて、10ヤード以上曲げる急フックボールで見事に2オン。

15番に続いて、イーグルトライからの連続バーディを奪った。

一時、ノリスに3差と迫ったのに最後の18番で、1メートルないパーパットを外したのはもちろん、悔しい。
結局、5打もあけられ「追いつくには厳しい差。自分がどんどんせめて、いっぱいバーディ獲って、1打でも少なく縮めて、ノリスにプレッシャーをかけたい」と、逆転の大会2勝目に向かって気合いを入れた。

久しぶりに日本のギャラリーの声援を浴びながらのV争い。
「長く離れていたので忘れられているかな、と思いましたけど最後たくさん拍手をもらって嬉しかったです」と、感謝する。

その中には愛妻の姿もあり、年下夫の笑顔も緩む。
「久しぶりに僕のゴルフが見たいと行って来た。美保には、いつも寂しい思いをさせているので。美保の前でゴルフができたのは良かったです」。
最終日も琵琶湖に古閑さんのラブコールが響く。
  • 明日も応援宜しくお願いします

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