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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2021
古閑美保さん「私が楽しかった!!」オンライン観戦ツアーで

19年大会までは、大勢の地元ファンを背負い、ロープ内の中を歩いてきた。
「いつもは参加してくださったみなさんから直接、ご質問を聞けるけど、今回はお顔が見えないのが不便でした」と、感染防止策での開催を残念がったが、その分、今年はJGTOでコースセッティングアドバイザーを務める田島創志との掛け合いで、新たな可能性を見出した。
「以前は自分一人で思ったことをお客さんに話していましたが、今回は田島さんにピン位置やセッティングのことを確認できたり、本質なことを聞けて良かったですし、私が楽しかった」と、話した。
2016年大会からスタートし、すぐに名物化した古閑さんのイベント。
昨年は開催中止という1年のブランクを経て、古閑さんが感じたというのは、男子ゴルフにも兆しが見える新時代の到来だ。
「現役を引退してから毎年、ここに来させてもらっていますが1番ティでドライバーを持つ選手は昔は3組に1人くらいしかいなかった。でも今は、ドライバーを持つ選手が多い。飛距離もあるんでしょうけど、あのフェアウェイの幅を狭く感じていない選手が増えてきているのを感じた」と、評した。
観戦ツアーは最終日の27日にも10時30分からオンラインで実施される予定。
「私の喋り口調が好きで見てくださる人もいるので、その方たちにわかりやすいように話しています」と、こだわりを語った古閑さん。
「来年ももしできれば、オンラインと同時に、今までと同じようにギャラリーの方々30人くらいとご一緒にやりたいです」と、展望を語り、今週の米ツアーで初日に首位につけるなど、上昇ムードの小平智についても、「いやもっと上に行けるでしょう、と。私は、こんなもんじゃないと思っています」などと、旦那さんの絶賛アピールも忘れなかった。
レジェンドたちとの楽しい絡みもありました