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U15全国ジュニアゴルフクラブチーム対抗戦を宮里優作・亀代順哉が応援(8月10日)

「ゴルフを身近に楽しんでほしい、ゴルフを仲間と楽しんでほしい」

そんな願いから生まれた「U15全国ジュニアゴルフクラブチーム対抗戦」が、夏休み期間中の8月10日と11日の二日間に渡り、三重県津市にあるCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコースで行われ、全国から23チーム92人の選手が参加した。

高校と中学の部活動を統括する、一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟は、ゴルフ部の活動支援や競技会の開催など、ゴルフ技術と人間教育をテーマに取り組んでいるが、更にゴルフがポピュラーな生涯スポーツとして、高校・中学のみならず小学生まで楽しんでもらえる選択肢と幅を広げようと、今年4月に兄弟組織とも言える、一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟を設立。
その第一弾としての大会が早々に開かれた。

15才以下で4人1組のクラブチームが、2日間27ホールをベストボール方式で競うジュニアの祭典。
公式戦では緊張感いっぱいの雰囲気に圧倒されながら粛々と競技が進行していくのだが、この大会は一味違う。

前夜祭ではチームごとがステージで紹介され、大会初日の午前には宮里優作、亀代順哉の現役トッププロを迎えてのスペシャルレッスン会、初日の夕食時にはビンゴ大会が行われた。
競技もベストボール方式なので、ティーショットは4人全員が打ったあと、2打目以降は一つのボールをチームが相談して選択し、再び同じ場所から4人が打つので、チーム4人がワイワイ楽しく相談したり笑ったり、ミスをしてもチームがカバーするというほのぼのとした雰囲気で進行した。

日本高等学校・中学校ゴルフ連盟と日本ゴルフツアー機構が共催で18年に渡り開催している『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトsupported by リシャールミルジャパン基金』スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会に出場実績のある、神戸市立塩屋北小学校と南山大学附属小学校の2チームも招待枠を頂いて参戦。ゴルフは初めてという児童2名も、大会で用意して頂いたジュニア用の新品クラブで参戦した。

不安いっぱいで参加した、塩屋北小学校の竹部監督は、「無事にプレーでき完走できてひと安心です。経験の少ないスナッグキッズがゴルフでバーディもとれて、チームの力を感じました。子どもたちが走り回っている姿、4人で頭寄せて何やら思案してる光景、もう絵本の1ページのように可愛らしくて、泣きそうになりました。子どもたちは本当に楽しんでいましたね。」と、大会での一コマを充実感いっぱいで振り返った。

大会を開催した井上尚彦理事長は、「ゴルフを身近に、ゴルフを仲間と楽しみ、楽しいゴルフから自分の目標を見つけて、みんながゴルフで繋がってほしい」と、10年、20年後の更なるゴルフの普及を熱く語った。

4時間にも及ぶスペシャルレッスン会に駆けつけた、宮里優作も亀代順哉も、この参加者たちと同じく、ゴルフを楽しみながら成長してきた、この道を歩いてきた先輩たちだ。
子どもたちに優しく話しかけ、自らのスマホで子どもたちと写真を撮り、宮里は小学生の男の子の指導の際に、靴紐が解けているのに気づくと、父親の優しさで結んであげるなど、両プロともに、子どもたち以上に楽しんでいた様子が大会を更に華やかに演出した。

一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟では、第1回大会の開催と連動して、早くも来年度に向けたチームの募集を開始しています。新しい形でゴルフを楽しみたい、ゴルフに挑戦してみたい、という方々は是非【ホームページ】をチェックしてみて下さい。