SMBCシンガポールオープン 2018

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いくつになっても枯れないパワー・・・。昨年覇者の元気のみなもとは

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昨季の鉄人伝説は、この大会から始まった。海外初戦の日亜共同主管「SMBCシンガポールオープン」を制したのは、その翌週にも51歳の誕生日を控えていたタイの英雄。

プラヤド・マークセンが、アダム・スコットの大会4勝目と、宋永漢(ソンヨンハン)の連覇を、自身日本ツアーは2年ぶりの通算6勝目、アジアでは2年ぶりの10勝目で堂々封じこめた。
50代の選手がレギュラーツアーで勝つのは2006年に、中嶋常幸が三井住友VISA太平洋マスターズを制して以来の快挙であった。

華々しく初戦を飾った勢いのまま、参戦2年目の日本シニアツアーでは、賞金ランク2位の米山剛になんと3000万円以上も引き離して、2年連続の賞金王に。
シニア界では、あと数年はマークセンの独壇場が続くのではないかと言われており、遠慮の無いシニア仲間からは「早くアメリカ(米シニアのチャンピオンズツアー)に行ってくれないか・・・」と真剣に乞い願う声が聞こえてくるとかこないとか・・・。

そんな嫉妬と羨望の視線にさらされても本人はノホホンと、いつもの笑みを浮かべるばかり。
若さとパワーの秘訣を聞かれて、決まって答えるのは「温泉に浸かってゆっくりすること」。

転戦先では必ず大浴場があるビジネスホテルを予約し、夜はフロントで陽気に“酒盛り”。
仲間とゴルフ談義で盛り上がりながらもしかし、本人の手に握られているのは決まって、好物のアップルサイダーとかソフトドリンクばかりで、実はまったくの下戸というから意外や意外。
「私は酒もタバコもやりません。それも健康の秘訣なのかな」と、ニコニコするばかりである。

163センチと小柄でも、飛距離はいまだ若い選手にも引けを取らない。底なしのスタミナを駆使して昨季は国内外のシニア、レギュラーツアー合わせてなんと驚異の45試合余に参戦。鉄人ぶりを見せつけた。

そんなマークセンのいま、一番の刺激は一昨年に母国タイツアーでプロデビューを果たした長男、アイスさんの存在だ。
「いつか息子と一緒にレギュラーツアーで優勝争いをしてみたい」。
そんな初夢を見る鉄人51歳が、灼熱のセントーサで連覇を狙う。

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