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悲しみに耐えてタイのピッタヤラットがV争い

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タイのメガネ男子が優勝戦線に名乗りを上げた。通算7アンダーで、浮上してきたのはパヌポール・ピッタヤラット。
まん丸の顔に、黒と緑のフレームが、愛嬌たっぷり。
「乱視で、コンタクトレンズが合わなかった」と、メガネをかけてプレーするようになったのは、12歳のころからだ。

14歳でプロ転向。レギュラーツアーの優勝はまだだが、主戦場のアジアンツアーでは“ココナッツ”の相性で親しまれ、テレビCMにも出演。

アジアで今もっとも活躍が期待される24歳が、訃報を聞いたのは、2週間前だった。

3年間、交際してきた彼女が交通事故死。
慟哭の中で、同週に出場していた母国タイツアーの「シンハーマスターズ」を戦い抜いて、「彼女と、応援してくれた彼女の家族に報いたかった」と優勝を捧げた。

まだまだ癒えるはずもない悲しみをこらえて来日した今週も正直、平常心でプレーすることは難しく思える。
「でも前に進まなければ。自分がやらなくちゃいけない事を、今週もやるつもり」と、強い精神力は、「彼女が見守ってくれて、勇気をくれる」と信じているから。
今季レギュラーツアーはバングラデシュで4位、マレーシアで9位と好調を保ったまま、今度は日本から、天国に吉報を届ける。

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