ミュゼプラチナムオープン 2015

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J・B・パクが2週連続の最終日最終組

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韓国では同じ練習場で、練習しているという金庚泰 (キムキョンテ)が、4つ上のパクに対して「後輩の僕がいうのもなんなんですが」と、前置きした上でこう評した。「JB先輩は、今年必ず上にくると思っていた」。

まだ今年は同じ組で回ったことはないが、「遠目から見ても、明らかにショットが良くなっている」。

先月は韓国ツアーで初優勝を上げたのも、当然の結果だったと庚泰 (キョンテ)は言う。
「日本でもすぐに勝てると思います」とのキョンテの伝言を伝えたら、「本当ですか? 僕、勝てます?!」とおどけても、珍しく今回はすぐに真顔で「実はショットを前のに戻したんです」。庚泰 (キムキョンテ)の見立ては、間違いなかった。

「2年前から、アーリーコックで打とうとしていたんです」。テイクバックで早めに手首を折って打つやり方は、球が高く上げられるというメリットはあるかもしれないが、ドライバーショットに安定感を欠くとも言われている。
確かに、JBも取り入れ始めた途端に、左に右にボールが散らばり、次第に収集がつかなくなっていった。
コースで感情をあらわにすることも増えて、悩みあぐねたあげくにこのオフは、元プロゴルファーのキム・ホンジさんのゴルフスクールを訪ねた。

昔のパクの良いときのスイングを知っているというキム先生は、良いコーチであると同時に自らも、率先してトレーニングに励み、朝は毎日ランニング。自ずと生徒も、「やらなくちゃ」という環境下におかれてパクも大学生や、高校生など若いプロの卵に混じって、体を鍛え直すという好機も得た。

「スイングも元に戻って。今はコースでも不安なく打てる」。
先週から何かあるとすぐに口にする「ちゃちゃっと」という日本語のお気に入りのフレーズも、気持ちが前向きである証拠だ。初日の63に続いて、この日もボギーなしのラウンドは、「出だしからチャンスについて、パットも全部入った」と、ついに2打差の単独首位で抜け出した。

先週は、3打差の最終日最終組。しかし岩田寛に逆転Vを食らって3位タイに終わった。今週もまた、バーディ合戦に「明日もまた、昨日の珉珪(ミンギュ)みたいに60を出す選手がいないとも限らないけど。それならそれで仕方ない」と、特にプレッシャーを感じることも、先週のリベンジなどと、しゃかりきになることもなく、「僕は僕のプレーをするだけです」。
2011年の日本ゴルフツアー選手権に続くツアー通算2勝目のチャンスにも、気負わず臨む。

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