日本オープンゴルフ選手権競技 2014

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獲得賞金を全額チャリティ! アダム・スコット

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サンデーバックナインにして、やっといつもの風格が戻った。前半は3番から3連続ボギーを打って「非常に良くないスタートから、良い形でフィニッシュできて。良い1日になった」と、後半5つのバーディを披露できてどうにか埋め合わせが出来て「最後のほうは、やっと“アダム・スコット”らしさが見せられた」と、安堵の微笑み。

もっともトータルすれば、マスターズ覇者には通算4オーバーの40位タイなど、けして満足できるはずもなくて「自分のプレーに落胆している。苛ついているし、出来れば来週もう一度、日本でプレーがしたい」と、冗談交じりに悔しがった。

台風19号の影響で、来日が遅れ、開幕前日の到着は練習ラウンドもアウトの9ホールしか出来ず、インコースは歩いて下見をするしかなく、米ツアーは昨季シーズンが終了したあと、この4週間は完全に試合から離れていたこともあり、準備不足は否めない。

「木曜日までに、十分にコースを知っておくことが出来ずに、対応しきれなかった。また、一つのミスで、どんどん自信を無くしていくという点で、ここのグリーンはオーガスタに似ており、金曜日にあまりパットがうまくいかなかったことで、うまくフェースを捉えていくことが難しくなってしまった」。

本人にはどんなに不甲斐ないプレーでも、拍手と大歓声で、どこまでもついて歩いてくれた日本の大ギャラリー。「このまま、一緒にみなさんを連れて帰りたいくらいです」。昨年のマスターズを制した価値を、日本でも再認識した。「あの舞台で勝つことが、日本のファンのみなさんにとっても、どれだけ大きなことか。よく分かった。スタッフのみなさんも、僕を王様のように扱ってくださって、本当に感謝しています」。

このあとの、スケジュールも楽しみにしている。「妻にはこれが新婚旅行だと、言い聞かせている」と笑う3日間の京都旅行は「妻が目一杯にスケジュールを詰め込んで、慌ただしくなりそう」とのろけつつ、「高校時代に日本語を習っていたこともあり、日本の文化に触れることをとても楽しみにしている」とウキウキと、38位タイ賞金の155万円は、そのままポンと「東北地区のジュニア育成事業に役立てて欲しい」と、言い置いてコースをあとにした

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