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JGTOが3年ぶり6度目の勝利で、青木功が人生初の胴上げに感無量

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  • おっかないけど、嬉しい~!! 74歳が初の胴上げを体験
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  • 優作ヨンハンペア。表彰式では女子プロのみなさんに取り囲まれて「ヨンハ~~ン♡」。大人気。うらやましい。
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  • 片岡谷原の自称“諦めない男”ペア。最後のビッグイベントでも貫いた男魂
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  • 片山さんみたいに僕もY字開脚!!・・・って、あれ、あれ? 小平のK・・・?いや逆か。。。何はともあれ祝MVP!
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  • 3年ぶり6度目の優勝、したぞ~~~!

我らが男子のJGTOが、3年ぶり6度目の頂点に立ってメンバー6人は、何が嬉しかったって74歳にして、世界のアオキに初体験を味わってもらえたこと。

ツアー通算51勝のレジェンドだが「未だかつて胴上げしてもらったことがなかった。だから、どんなものか興味があった」。

前夜は、メンバーを集めた決起集会でも「団体戦こそ一致団結してやるからには勝つ」と鬼の形相で、選手たちを鼓舞しながら、ひそかに描いた青写真。
今年は青木功がJGTOの新会長に就任してから初の男子と、女子とシニアによるこの最強ツアー決定戦。記念の年に、「勝って俺を胴上げしてくれる?」と、おねだりは可愛く、「青木さんの思いがみんなの胸に響いた」とは片岡大育。
新選手会長も決意表明で、みんなの奮起を促した。「明日は男子らしく、堂々と勝ちに行こう!」と優作も、前夜宣言した通りに男子はすでに、前半の9ホールで早くも優勢ムードに青木はもはや、すっかりその気で「胴上げのときは、みんなも協力して俺を受け止めてくれ」と、ハーフのインターバルでスタッフにも頼んで歩く周到ぶりだった。

最後まで、期待を裏切らなかったメンバーたちの大健闘にも青木は満足だ。優作とヨンハンの優等生ペアは前・後半とも安定したプレーで、3団体計9ペアの中でも唯一ボギーなしの6アンダーを記録。満点の5ポイントを真っ先に持ち帰った。

谷原は、片岡をも巻き込んでまさに“諦めない男ペア”。後半こそ6番で、ティショットを崖下に落としたり、劣勢ムードも最終ホールで追いついた。揃って2打目を池に入れた女子とシニアを横目に最後は片岡が、谷原から引き継いだ長いパーセーブを執念でねじ込んだ。土壇場で、女子の笠さんと堀さんペアに並んで分け点2.5で貢献してガッツポーズを握った。

前半の9ホールは、ロープの中と外で新・旧女王たちの立ち話。古閑美保さんの姿を見つけたイボミさん。
「誰の応援ですか?」。
一瞬、恥じらいながらもきっぱりと「小平くん!」と、答えた古閑さんに「だから強いんだ!」と、ボミさんも納得だ。
尊敬してやまない片山とのペアも、開会式では片山みたいなY字開脚も出来なかったし、最終ホールは前後半とも、片山にわざわざきわどいパットを残して「サトシ、そりゃないぞ!」。
ダメ出しされながらも優勝チームの中から選出される、小平のMVP賞獲得は前半6番のイーグルが極めつけ。古閑さんと、ボミさんの目の前で、250ヤードから3Wで、6メートルに2オンしたチャンスを逃さなかったのも、きっと愛の力。
前夜の決起集会でもメンバーみんなにも伝えてあった。
「美保は、誰よりも男子を応援してくれている」。
主催の日立さんから頂戴したMVP賞品のロボット型掃除機を、古閑さんもきっと喜んでくれるはず。
古閑さんも、6人のバッグを担いでくれたキャディさんやマネージャーさんたちの分も、力を合わせてLPGAの3連覇を阻止して片山は、「女子チームもかなりやる気でしたけど。今年最後にみんなで集まって、それを押さえることが出来て良かった」。

そして、青木はついにみんなの手で宙を舞った。
人生初の胴上げは「パッとやられて上がっていくときに、自分の顔が空向いてるわけだろう? なんか放心状態。背中が離れたときに、びくっとする感じな。それが3回。嬉しいのとおっかないのと半分半分」。

74歳の無邪気な感想を聞けば、青木の壮大な(?!)夢実現にも大貢献したメンバーたちもみな一様に、目を細めながらも「ひとつ残念」とは谷原秀人だ。
「せっかく池もあったのに!!」。

前・後半戦ともアウトの9ホールを回る会場のグリッサンドゴルフクラブの最終ホールは、池越えの9番で、胴上げにかこつけ実は、青木を池に放り込む気で満々だった。
「谷原が、池の前で手を放すのは分かっていた」とメンバーたちの悪だくみを想定してこれまた周到に、胴上げの場所を、池とは逆側のグリーン奥に決めておいたと得意げに明かした青木は、「最後にこうして笑い合えるのも、団体戦の良さ。選手たちには最後に良い思いをさせてもらった」と年の締めくくりに満面のエビス顔。
新会長として奔走した怒濤の2016年も、終わりよければすべてよしだ。

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