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誕生!!「ISPSハンダグローバルカップ」

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  • 半田晴久・大会会長の言葉に苦笑いの谷原と藤本(左から)

ジャパンゴルフツアーに今年、新たな歴史の幕があく。6月25日から、4日間の日程で山梨県のヴィンテージゴルフ倶楽部で行われる新規トーナメント「ISPSハンダグローバルカップ」。

冠の「ISPS」とは「一般社団法人国際スポーツ振興協会」の略称であり、スポーツを通して恵まれない人々を支援する活動を続ける同協会は、これまでにも欧州ツアーや米LPGAツアー、豪州ツアー、また国内では男子ツアーのチャレンジトーナメントなど、国内外で多くのトーナメントを開催して来られたが、満を持して今年、男子ゴルフのレギュラーツアーに見参だ。

大会に先駆けて、このほど記者発表会が行われ、2人のホストプロも駆けつけた。
ご存じ、東北福祉大出身の仲良し先輩・後輩、谷原秀人と藤本佳則。

谷原は、2013年にツアー通算10勝目。また藤本は、その前年に「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」でツアー初優勝を達成。翌年2013年にはさっそく2勝目をあげて、プロゴルファーとしての自覚がぐっと芽生えてきたころ。

大学で学んできたことを生かして、ジュニア育成や、障害者スポーツの支援など、ゴルフを通じて社会に貢献出来る活動がしたいとの、2人の思いと同協会の活動方針が、ぴたりと合った。
2013年には谷原が、同協会のサポートを受けて財団法人を設立するという経緯の中で、今年は同協会が男子ツアーでも新規トーナメントを開催することになり、喜びと感謝の気持ちで一杯である。

「ぜひ、この記念大会では優勝できるように。また隣の藤本と2人で優勝争いできるように、全力投球で頑張りたい」。先輩に力一杯の抱負を先に言われて後輩は、もはやそれ以上に言葉もない。

「いや、もう谷さんの言うとおりなんで。僕はそれ以上に喋ることがない」と、いつものビリケンスマイルで「谷さんと一緒に大会を盛り上げていきたいです」。

折しも、この会見の直前のミズノオープンでは、ミズノ所属の手嶋多一が大会としては29年ぶりのホストVをあげたばかりで、タイムリーな感動シーンを目撃されたばかりの主催者のみなさんが、ぜひあの再現をと期待されるのも無理はない。

「藤本プロ、手嶋プロの優勝は、そのへん改めてどうですか」と冒頭の挨拶で、さっそく水を向けられしどろもどろ。
もちろん、手嶋にならってこれ以上ない形で大会に貢献したい思いはやまやまのビリケンさんだが「先に言っといていいですか?」。苦笑いで「ホストプロって・・・なかなか勝てないです。先言っときます。一番、難しいです」。

所属プロのプレッシャーは、通常の2倍では効かず、正直言って、ビリケンさんにも自信はない。あらかじめ、ことわりを入れた藤本をすかさず擁護したのが、自身も同じ立場の谷原だ。
「手嶋さんの場合は、長かった」と、プロ22年目の人生をかけた大願成就であることを強調して「それだけ長い期間、トーナメントを開催していただいている、というね」と、それにかこつけこちらの主催者のみなさんにも、息の長い開催をおねだりした谷原であった。

ますます進む世界のグローバル化はゴルフ界でも例外でなく、同大会では世界基準レベルのトーナメントを目指して、世界6大ツアーから、それぞれスター選手を招待する。

ジェイソン・ダフナーは、2013年の全米プロのチャンピオン。
シャール・シュワーツェルは、2011年のマスターズを制した。
イギリスのイアン・ポールターは世界ゴルフ選手権で2勝。
日本ツアーは初見参のトーマス・アイケンは南アフリカのサンシャインツアーで6勝。欧州で3勝の経験を持つ。
ジョン・センデンは、世界ランク56位の実力者。
南アの新鋭、ハイデン・ポルテウスや27歳でプロ転向した異色のライアン・エバンスなど、世界の精鋭たちと、谷原、藤本らのジャパンゴルフツアープレーヤーとの腕試しも楽しみな1週間となりそうだ。

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