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東建ホームメイトカップ 2024

第2ラウンドが終了。嘉数、佐藤、@中野さんが首位、61位タイまでが決勝進出へ

雨による遅延で日没順延していた第2ラウンドが終了。
通算12アンダーで、嘉数光倫(かかず・てるみち)佐藤大平(さとう・たいへい)と、@中野麟太朗(なかの・りんたろう)さんの3人が、首位に立った。


また、本ラウンドをもって予選ラウンドが終了し、アマチュア1人を含む通算2アンダー、61位タイまでの上位77人が予選通過を果たした。

第3ラウンドのスタートは14時の予定。 組合せスタート時刻




決勝ラウンド進出に3日要したが、依然として嘉数が好調だ。

初日を6アンダーの3位タイで出て、降雨の第2日は18時50分からスタートしたが、11番でバーディを獲ってすぐに日没中断していた。


でも、「昨日は行けて3ホールと思っていたし、バーディで終われていた」と、一夜明けてもいいリズムは崩れず、今朝7時27分から再開し、パー4の15番では119ヤードの2打目を50度でカップイン。イーグルも飛び出した。


17番から連続バーディで折り返した後半は、2番のあと伸び悩んだがスコアは落とさず、「65」でホールアウト。
通算12アンダーで、佐藤と@中野さんと3人タイの首位に立った。


本大会は、14年の初出場から6回出て、予選通過が2回。
得意とは言えないが、「今年は雨のおかげでグリーンが止まってくれるので」と、悪天候がむしろプラスに。

引き続き、第3ラウンドのスタートは16時。かなり時間が余るが、今朝は4時起き。

「少しエネルギーチャージして、寝れたら寝ます」と、のんびり構える。


18年に賞金45位で初シード入りして以降は19年が68位、20-21年に陥落したが、すぐ22年に日本プロ4位や、日本オープンで7位など、出場わずか4試合で賞金43位と復活して昨年が55位。


シードは確保してきたが「上位には入れたことがない。あとJT(シーズン最終戦・ゴルフ日本シリーズJTカップ)に出場したい。今年は、もっと上へ」。

ランクアップと距離アップを期して、今オフ特に力を入れてきたのが素振り。

「理に適った動きが一番身につく」と、クラブや野球バットを活用し、1セット10回を1日5セット。

ヘッドスピードが50メートル秒から52に上がるなど、「今年はよく振れている」と、効果を実感。シーズンインした。


レギュラーツアーでの通算成績は、19年「ANAオープン」の2位タイがあるが優勝はまだ。

34歳。プロ13年目の初Vもにらめる決勝進出に「きょうまで良いプレーが出来ているので。このままポジティブな流れを活かして頑張りたい」と、力をこめた。

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