「前回もいただきましたが、今回はBMWさんの中でもさらに最高級クラス。狙っています」と、18番グリーンサイドに鎮座する「BMW X7」と、垂涎の2ショット。
「優勝に、これだけ豪華な賞品をいただけるというのは夢がある」。
木下稜介(きのした・りょうすけ)は、グレードアップのV副賞に胸がときめく。
一昨年のツアー初優勝で感泣し、ドイツの高級車「BMW」が大会のタイトルスポンサーについた昨年から、同社とスポンサー契約を締結した。
連覇を狙った昨年は21位に終わったが、「今年は今までの宍戸で一番ゴルフの状態が良い」と、2台目ゲットに向けても虎視眈々。
6月1日の開幕を翌日に控えた水曜日のプロアマ戦でチームを組んだ同伴ゲストは全員、ディーラーさんだった。
ラウンド中の歓談によると、コロナ禍で減っていた販売台数も、再び急上昇の気配を見せているそうで、オーナーのほとんどがゴルフを愛好されるそうだ。
「大きなキャディバッグも余裕で入りますし、運転もしやすいですし、ほんと最高ですよね」と、自身も所有者として、BMW談義も盛り上がった。
今年はここ宍戸ヒルズカントリークラブで大会が開催されてから20回目。
節目の開催を記念して、土曜日恒例のお祭りもグレードアップされることになり、堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)と5月の大型連休を利用して、宣伝動画に挑戦。
1日がかりの撮影で、食レポにも挑むなど、ピーアールに一役買った。
「お祭りの夜は花火も上げてくださるそうなんですよ。お天気がちょっと心配ですが、僕もすごく楽しみ。たくさんのみなさんに来ていただきたいな」と、呼びかけた。
今週は2019年大会で、堀川のツアー初優勝を支えた凄腕、清水重憲キャディと初タッグ。
「頼りにしてます!」。
打ち上げ準備も万端だ。