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片山晋呉が「こんな気持ちは今年初」
昨年の賞金王が、残り2戦でいよいよ本気になった。先週のダンロップフェニックスから始めた左手の中指1本でパターを握る変則グリップも引き続き好調で、初日はボギーなしの66をマークして、言い切った。

「三つ巴にはしますよ」。

つまり、2年連続6度目の賞金王獲りを目指すということだ。
若い2人にやすやすとは渡さない。
現在、賞金ランク1位の石川遼と同2位の池田勇太の間に割って入る気満々だ。

そのためにはこの2戦のいずれかで、優勝することが絶対条件だが「こんなにも勝つんだ、という気持ちになれたのは今年、初めてです」。

残り4戦で当時、賞金ランク1位の谷口徹に約6500万円差をつけられながら、そこから3勝をあげて大逆転で初の王座に輝いたのは2000年。
「一度やったことは、二度やれる」と、強気が戻ってきた。

4月のマスターズで2打差の4位につけて以来、「燃えるものがない」と嘆いていた。
若い2人の賞金王争いも、その材料にはならないと話していたものだが、今週火曜日に片山の心に火をつける何らかの出来事があった。

しかしその理由については絶対に口を割ろうとしない。
誘導尋問めいた質問をぶつけてみたり、とことん食い下がった報道陣にも首を振り、「勝ったら言うよ。勝って言うから」と、約束した。

そして、最後に「勝つと言えているときの僕は、怖いですよ」とニヤリ。
土壇場に来て、専売特許の有言実行をほのめかした。


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