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ジーブ・ミルカ・シン「どの試合でも全力で戦います」
今年4月の欧州&アジアンツアー共催の『ボルボチャイナオープン』ほか、世界各地で勝ち星を重ねてきた。さらに先週は、賞金ランク上位60位までにしか出場権がない欧州のメジャー戦『ボルボマスターズ』で今季2勝目。

しかし、輝かしいタイトルの中になぜか、日本ツアーのものがない。
本格参戦から6年目。その実力ならとっくにいくつか勝っていても良さそうだが、いまだ未勝利。
報道陣に「なぜだと思う」と聞かれて、苦笑した。

「なぜか、って・・・それは僕にも分からないけれど。ぜひ日本でも勝ちたい気持ちはあるから。引き続き、挑戦を続けていくよ!」。

今週もやる気は十分だが、火曜日に日本に戻ってきたばかり。「疲れている・・・」。時差ぼけで、前夜もろくに眠れなかったが、好調のピークは続いている。

前半の3番パー5でイーグルを奪うなど66をマークして首位発進。
先週の優勝賞金66万6660ユーロは、日本円にして約1億円。
今大会の賞金総額に相当するが「・・・価格の差は関係ない。勝ちたい気持ちは、どのトーナメントでも同じだよ!」。

インドの英雄がプライドをかけて、今週も頂点を狙っていく。

ジーブ・ミルカ・シン
1971年12月15日生まれの34歳、インド出身。
アジア大会(1958年、東京)400メートル走の金メダリストでもあった父、ミルカ・シンさん(当時ハンデ9)が、趣味でゴルフを始めたのが、ジーブが10歳のとき。このとき、キャディとしてついて行ったことがきっかけで、自身もゴルフをたしなむようになった。
インドにはサッカーやクリケット、ホッケーなど、他にも国民的スポーツが数多くあったが、「ひたすら、コースとの戦いである点に興味を持った」と特にゴルフに熱を入れた。
スカラシップで留学した米テキサス州のアブリン・クリスチャン・カレッジのゴルフ部で、NCAA優勝も経験。
卒業後、1993年にプロ転向し、アジア、日本、欧州の各ツアーを転戦して腕を磨いた。
1996年には日本ツアーのキリンオープンに出場。13位タイの賞金150万円に魅力を感じ、日本ツアーを意識するようになったという。
アジアンツアーで5勝、欧州ツアーで2勝。






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