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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE 2021

通算10アンダーで桂川有人と坂本雄介の2人が首位タイに並ぶ

岩手県北上市のきたかみカントリークラブを舞台に『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE』の大会2日目が行われた。前日と同じくこの日も朝から霧雨のような細かい雨粒が降る天候となり、それに伴って気温も上がらず、厳しいコンディションとなった。
そんな中、首位と1打差の5アンダー4位タイからスタートした桂川有人が6バーディ、1ボギーの5アンダー67でラウンド。2日間通算10アンダーとして首位タイに立った。
「昨日と同じくいい感じだったと思います。ただ、プレッシャーのかかる場面なんかは、やっぱりまだ悪い癖が出てしまうので、思い切ってできていないこともありました。そんな状態でも全体的には良かったと思います。一番悪かった頃と比べるとミスの程度がかなり小さくなっているので、悪い癖が出たとしても大きな怪我になっていないのは大きいと思います」。
また、今週の桂川はパッティングがよく決まっている。その要因はYouTubeにあった。
「小平(智)さんのYouTubeチャンネルを見ていて、そこでパッティングのグリップの握り方について話されていたんですけど、それを真似たらかなりいい感触になったんです」
桂川が真似たのはグリップの握り方で、今までは両手の密着感が高くなるように左右の手を詰めるようにして握っていたが、小平が話すように左右の手を少し離してグリップすることで、フィーリングが劇的に変わった。明日の最終日もこれまでの2日間のようなゴルフができれば悲願の初優勝が見えてくる。
また、桂川と同じく通算10アンダーの首位タイに坂本雄介。さらに1打差の3位タイには今季2勝目を狙う久常涼と杉山知靖の2人がつけている。

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